小田原〜箱根湯本〜強羅〜早雲山〜桃源台

 三連休はその前日からうっかり飲み会を立て続けに入れてしまったため、早起き早出などという芸当が無理な状態に。そんなセーブするほど、器用な飲み方はできないので翌日(特に午前)は朦朧としているのが常である。
 しかしこういう機会でもなければ、なかなか出かける機会などない。家でおとなしくしているのもいいが、やはりどこかへ出かけたい。
 幸いか怠惰かはわからないが、関東圏内で未乗の私鉄が二つある。一つは江ノ島電鉄、もう一つが箱根登山鉄道である。こんなところが未乗というのもふざけた話だが、見て見ぬふり半分意図的半分で、こういう時に切る札だと思って、箱根登山鉄道に乗ることにした。

 結論から言うと、この選択は失敗であったように思う。
 箱根の集客力をなめていたのである。
 小田原までは特急で、その先は適当にアプローチすればいいと思っていたのだが、新宿で箱根湯本行きの特急に間に合った。順調なのはここまでで、強羅までは混雑した電車に立ち通しで乗る羽目になった。電車の長さが圧倒的に違うのだから考えてみれば当たり前ではあるが、何が悲しくてこんな山の中で、よりにもよって山手線のようなラッシュに見舞われなければならないのかと思うと、未乗区間を完乗する喜びよりやるせなさの方が先にたって、もうどうしようもなかった。

 強羅からはケーブルで早雲山へ。早雲山からは芦ノ湖の近くの桃源台までロープウェイを乗り倒す。
 ケーブルはともかくさすがはロープウェイで富士山も見えて眺めの良いところであった。見るだけ見て、芦ノ湖も駅から見て一歩も出ずに強羅まで引き返す。今日は珍しく5D Mark IIIを持ってきているので強羅駅の近くで四往復を撮る。

IMG_0472.jpg

 これを撮った後に引き揚げたのだが、帰りは箱根湯本まで往き以上の混雑。箱根湯本では特急券が満席で、小田原まで出て満席寸前のロマンスカーに辛うじて滑り込んだら、展望車(ただし小田原寄り)の前から三番目という、売り切れ前にしては極上の部類に入る席で、箱根登山鉄道・ケーブル・箱根ロープウェイ計20.2キロを片付けた祝杯をあげていると、後ろ向きでも格別な眺望と相まって気分良く酔うことができた。

 箱根周辺には伊豆箱根鉄道の箱根駒ヶ岳ロープウェーと十国鋼索線が残っているが、これらのアクセスがまた面倒だ。
 どうも熱海からバスで十国鋼索線、それから箱根園に出て箱根駒ヶ岳ロープウェー、箱根園から新宿へ高速バスというのが良さそうだが、本数と運賃を考えると、あまり食指は動かない。そして、自分自身がレールの上をでかい車両が走るごく一般的な鉄道を強く志向しているので、乗ったところでどういう反応になるかは乗る前から分かりきっている。
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